前回の、開発者がGoogle Chromeを使う理由 – プログラミング学習 準備 その1 では ブラウザをダウンロードしました。
今回は、タイピングについて学習していきます。
今回の学習内容
必要なタイピングスキル
プログラミングにはタイピングが必須です。
このタイピングができないと プログラミング学習とは異なる要因 からストレスを感じかねないので、ここでタイピングについて改めて確認してみましょう。
必要最低限のスキル
- 日本語入力ができる
- 半角英数字入力ができる
- 半角記号の入力ができる
以下に詳しく説明していきますが、自信のある方は飛ばしてください。
日本語入力
日本語はキーボードにひらがなが書いてあると思いますが、このひらがなは一切使用しません。
もし今ローマ字入力でない場合は、お使いのパソコンの環境設定から設定できると思いますので、設定してください。
英数字入力
記号入力
普段のメールなどでは使わない記号をプログラミングではよく使います。英数字と同様に記号にも全角と半角があり、ここでもすべて「半角」を使用します。
全角「*」と半角「*」は違う文字です。
日本語のキーボードの場合、キーには最大4つの文字や記号が表示されています。
例
日本語「め」のキーはこのようになっています。
ローマ字設定にしているので、ひらがなは無視して説明します。
日本語入力の場合
そのまま押すと右側の全角「・」が表示されます。
Shift キーを押したまま押すと上側の全角「?」が表示されます。
英数字入力の場合
そのまま押すと左側の半角「/」が入力されます。
Shift キーを押したまま押すと上側の半角「?」が表示されます。
Shiftキーを押しながらキーを押すかどうか、また「日本語入力/英数字入力」の違いによって入力される文字が異なることを理解してください。
OSごとの記号の違い
バックスラッシュ(\)という記号が時々プログラミングでは使用されます。
しかし、この記号キーボードのどこを探しても見つかりません。
実は、Macだと Option + ¥ で入力できます。でも、Windowsだと ¥ がバックスラッシュと同じ意味になります。
ちょっと不思議ですよね。
他にも、文字を消したり、選択したり、改行するなどのキーについても確認してみてください。
タイピング
タイピングにも基礎があります。
どの指でどのキーを押すかによってスピードや疲労度に影響があります。この基礎は早いうちから習慣になるように意識したほうがいいです。
もし人差し指だけしか使っていない場合は、すぐに意識を変えてください。
興味がある方は「タイピング基礎 ホームポジション」などで検索してみると多くの記事がヒットすると思います。
タイピングゲームに挑戦
- 寿司打で日本語入力に挑戦しよう!(http://typingx0.net/sushida/play.html)
- 英語を入力して敵を倒そう!(https://www.typing.com/student/games)
ショートカットキー
ここで最低限覚えて欲しいショートカットキーについて記載します。
カッコ内の 左: Mac、右: Windows
多くのアプリで共通のショートカットキー
- ファイルの保存(⌘ + S、Ctrl + S)
- 元に戻す(⌘ + Z、Ctrl + Z)
- やり直す(⌘ + Shift + Z、Ctrl + Shift + Z[Y])
- 検索(⌘ + F、Ctrl + F)
- コピー(⌘ + C、Ctrl + C)
- 貼り付け(⌘ + V、Ctrl + V)
- 切り取り(⌘ + X、Ctrl + X)
課題
英語入力でゾンビを倒し、きりの良いところまでクリアしてください。(条件:: 難易度: Medium、Word: Hard Word)[https://www.typing.com/student/game/tommyq]
英語入力でWAVE004までクリアしてください。[https://www.typing.com/student/game/ztype]
以下の記号入力を試してください。全て半角文字です。
- 波括弧 {}
- 丸括弧 ()
- 角括弧 []
- シングルクォーテーション ‘
- ダブルクォーテーション “
- コロン :
- セミコロン ;
- アンパサンド &
- シャープ #
- エクスクラメーション(ビックリマーク) !
- バーティカルライン |
- イコール =
ショートカットキーをすべて試して見てください。
エクセル、テキストエディタ、ブラウザなどで試すことができます。