今回から Java を学習していきます。

名前は似ていますが、フロントエンド学習で使ったJavaScriptとは異なる言語で、主にバックエンドで使用される言語となります。

Javaは初心者に難しいと言われますが、Javaさえ覚えておけば他の言語が習得しやすくなるとも言われているので、なるべく分かりやすく記事を作成していきたいと思います。

常に人気言語開発ランキングで上位に君臨し、求人件数が最も多く、どんなコンピュータでも動作することができる。

それが Java です。

Javaはオブジェクト指向で設計されたプログラミング言語です。

【JS】オブジェクト指向プログラミング でも説明した通り、「自分のことは自分でできるようにオブジェクトに機能を持たせる」ことで他のオブジェクトとの依存関係を少なくするように設計されています。

Javaのスローガンは「Write once, run anywhere(一度書けば、どこでも動く)」となっており、Javaの実行環境がインストールされていればどのコンピュータでも動作します

サーバーでもパソコンでもスマートフォンでも実行できるため、さまざまなサービスやアプリケーションで使用されています。

AndroidアプリもJavaで開発することができます。

2019年の時点で、GitHub によると、Javaは、特にクライアント/サーバー型のWebアプリケーションで使用されている最も人気のあるプログラミング言語の1つであり、900万人の開発者がいると報告されている。

Wikipedia

LINE や Amazon、Twitter、MINECRAFT(マインクラフト) なども Java を使用して開発されています。

Javaの開発に必要なもの

Java JDK
  • Javaの実行には JRE が必要で、Javaの開発には JDK が必要です。
  • Javaは無償で商用利用できます。

JREとは?

一言でいうと「Javaアプリを実行するために必要なもの」です。

Javaはどんな端末でも JRE(Java Runtime Environment: Java実行環境)というソフトウェアがあれば動作します。

JRE には、Java で作成されたアプリケーションを動かすために必要な JVM(Java Virtual Machine: Java仮想マシン)と Javaの標準機能を提供する 標準Javaクラスライブラリが含まれています。

パソコンそのものにインストールされている JRE(Public JREと呼ばれる)を使用して Javaアプリを動作させることもありますが、最近では Javaのアプリケーションに JRE を内包して配布することで Public JRE を使用しないような流れに変化しています。

JDKとは?

一言でいうと「Javaアプリを開発するために必要なもの」です。

Javaを開発するためには JDK(Java Development Kit: Java開発キット)をインストールする必要があります。

JDKには、上記で説明した JRE に加え、開発に必要なツールが含まれています。

この JDK や Java はOracle(オラクル)の登録標章ですが、JDK の使用は 2018年9月以降で有償となりました。

しかし、オラクルが提供する無償版の Open JDK を元に 他のグループが提供する JDK が多く配布されており、これらを選択することで無償で開発および商用利用することができます

このカリキュラムでは AdoptOpenJDK を使用します。

AdoptOpenJDKをインストールしよう

AdoptOpenJDK

AdoptOpenJDKについて

AdoptOpenJDKコミュニティ が提供する オープンソース の JDKです。

このコミュニティは、Java User Group(JUG)のメンバー、Java開発者 および 各ベンダー(Azul、Amazon、GoDaddy、IBM、jClarity (acquired by Microsoft)、Microsoft、New Relic、Pivotal、Red Hat)で運営されています。

JDKを選択する基準として、LTS(Long Term Support: 長期間のサポート)があるかどうかや、知名度、運用するサーバとの相性などがあります。

インストール

AdoptOpenJDK のページからインストールします。

今回は、LTSの最新版(2020/8時点)の OpenJDK 11(LTS) をインストールします。

JVMは HotSpotを選択します。

青色のボタンを押すとダウンロードが始まるので任意の場所に保存してください。

AdoptOpenJDK install 001

ダウンロードが完了したら、ファイルを実行してインストールします。

Javaのバージョン確認

インストールが終了したら、Javaのバージョンを確認してみましょう。

ターミナル(Mac)または、コマンドプロンプト(Windows)を立ち上げて以下のコマンドを実行してください。


$ java -version
openjdk version "11.0.8" 2020-07-14
OpenJDK Runtime Environment AdoptOpenJDK (build 11.0.8+10)
OpenJDK 64-Bit Server VM AdoptOpenJDK (build 11.0.8+10, mixed mode)
                

この様にバージョンが確認できれば完了です。

課題

AdoptOpenJDK(バージョン: 11、JVM: HotSpot)をインストールしてください。

java -version コマンドでバージョンが表示されることを確認してください。